
二十四節気 【 穀雨(こくう)】
‘春雨降りて百穀を生化すれば也’(暦便覧)
4月20日は二十四節気の【穀雨】です。
春の雨が全ての穀物の成長を助けるといわれ、穀物などの種まきに最適な時期です、田植えの準備も本格的に始まる頃となりました。
「穀雨」は立春から数えて六番目の節気。
早いもので次の節気は「立夏」、すなわち夏が訪れます。
季節といえば、春夏秋冬という「四季」が一般的ですが、これらに「土用」を加えたものを「五季」と言います。
「土用」とは新しい季節の始まる前の約18日間のことをいい、今はちょうど立夏の前の「春の土用」の期間に入っています。
「土用」は、万物を生育させるエネルギーを持った「土」の時期と考えられ、「土」を人間の体の臓器に当てはめると、様々な食べ物を受け入れ消化する「脾」や「胃」にあたります。
よって、この時期に胃腸を労わっておくと、夏を元気に過ごせると言います。
刺激物を避け、消化のよいものを選び、ゆっくりと味わって食べるように心がけましょう。

また、脾や胃は湿気が苦手な臓器なので、「土用」は水分代謝が悪くなる時期でもあります。
体にむくみや下痢、関節痛や神経痛などの症状が出る方もいらっしゃるかもしれません。
この時期には、お水をゴクゴクと大量に飲んだり、冷たい食べ物や生ものの摂りすぎでおなかを冷やしたりしないように気をつけましょう。
新生活でココロにもカラダにも緊張が続く季節ですので、休める時はのんびり、ゆったり過ごしてうららかな季節を楽しんでいきましょう★
~~ 旬の野菜は自然の甘味の宝庫です ~~
《 春キャベツ 》
【五味】甘
【五性】平
【帰経】肝・胃
≪春キャベツと新じゃがの簡単スープ≫
春キャベツ
じゃがいも
コンソメ
塩コショウ
1.じゃがいもは皮を剥き・食べやすい大きさに切っておく
2.春キャベツは葉を一枚ずつ剥がして洗い、食べやすい大きさに切っておく。
3.キャベツの芯の硬い部分も捨てずに薄く切っておく。
4.じゃがいもとキャベツ(芯の部分)を煮て、軟らかくなってきたらコンソメ・キャベツ(葉の部分)を加えて軽く火を通す。
5.塩コショウで味を調えて出来上がり
(応用)
胃腸の働きを補う味噌を使ってお味噌汁としても。
※じゃがいもの薬膳的効能
旬の野菜をたっぷり摂りいれて体の調子を整えましょう。
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Angella Provenza (金曜日, 03 2月 2017 21:36)
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